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JR西日本、大阪万博警備で危険物検知犬やロボット配備

JR西日本は、4月13日から開催される大阪・関西万博に関連する駅、列車内等でのセキュリティ対策を強化するため、危険物探知犬や警備ロボットを導入する。

4月(開幕)と10月(閉幕)の期間を中心に、関西の主要駅で危険物探知犬による警戒警備を実施。危険物探知犬が同伴したハンドラー、警備員とともに駅改札付近を巡回し、危険物の探索を行なう。手荷物検査場も設置され、必要に応じて声掛けを行ない、警備員と警察が連携して対応する。

新大阪駅とJR難波駅では、SEQSENSEの警備ロボット「SQ-2 mk-3」による警戒警備を試行的に実施する。期間は4月13日~10月13日で、新大阪駅では3月下旬から、JR難波駅では4月中旬から設置予定。これにより自律移動型軽微ロボットによる駅構内の警備と、ロボット搭載のカメラで動画監視を行なっていく。

また、JR西日本が開発したAIモデルを搭載したAIカメラも試行導入。ホーム、コンコースに設置したカメラ映像から、AIカメラに搭載する危険物・不審物等の検知機能による監視を行なう。