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楽天証券とみずほ銀が連携強化 出金せずに投信自動購入
2025年3月19日 19:17
楽天証券とみずほ銀行は、両社の口座連携を強化する。3月23日に、楽天証券から提携金融機関の円貨出金が即時完結できる「らくらく出金」にみずほ銀行を追加するほか、楽天証券の取引時に、みずほ銀行での出金手続きなく自動で購入できる新サービス「スマート買付」を開始する。
「らくらく出金」は、楽天証券が提供している出金サービス。楽天証券のWebサイト上で、楽天証券の総合口座から提携金融機関口座へ円貨の資金移動が、シームレスに行なえる。手数料は無料。これまでは楽天銀行の口座利用者限定の出金方法だったが、みずほ銀行でも対応する。1回の出金可能額は1,000円以上、1,000万円まで。
楽天証券とみずほ銀行は、24年3月から「らくらく入金」を25年1月から「外貨ダイレクト」を開始している。今回「らくらく出金」を開始することで、楽天証券とみずほ銀行の口座間での円貨・外貨(米ドル)の入出金が、すべて手数料無料で行なえるようになる。
楽天証券の新機能「スマート買付」は、みずほ銀行の口座利用者が、楽天証券への入金手続きをすることなく、自動で楽天証券の取引ができるサービス。楽天証券のWeb上で、みずほ銀行との「らくらく入金」の口座登録と積立金額の引落方法の設定をすれば、「みずほダイレクト」にログインすることなく、自動で取引可能になる。3月23日から投資信託の積み立てに対応し、楽天証券の総合口座とNISA口座でも利用できる。