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東海道新幹線、半個室タイプの「上級座席」導入
2025年3月19日 18:20
JR東海は、東海道新幹線に半個室タイプの上級クラス座席を2027年度中に導入すると発表した。
導入について、生活様式や働き方の変化により多様化する利用者のニーズに応えるためのものとし、個室タイプの座席と合わせて、グリーン車よりもさらに上質な設備・サービスを備えた上級クラス座席として発売する。
半個室タイプ座席は、N700S車両の一部の10号車に6席導入される。通路と座席の間には出入り用の鍵付き扉を設け、大型バックシェルタイプの座席を採用することで、高いプライベート感を確保。座席はレッグレスト付きのリクライニングシートとし、半個室タイプ座席専用のWi-Fi環境や荷物スペースも整備する。座席は転換することができ、対面での利用も可能。
半個室タイプは27年度の導入だが、完全個室タイプの座席は2026年秋のサービス開始を予定している。設備仕様やサービス内容、座席名称、運転区間、価格等の詳細については、今後順次発表される。