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PayPay銀行、残高200万円以上で金利0.4%「ステップアップ円預金」

PayPay銀行は、円普通預金を預け入れた際の特別金利が最大年0.4%となる定常プログラム「ステップアップ円預金」を開始。3月1日から遡って適用される。

ユーザーの年齢に応じた円普通預金残高の条件を達成することで金利が上がり、業界標準の普通預金金利の約2倍である、最大年0.4%(税引後 年0.31%)の特別金利が適用される。

30歳以上の場合は、預金残高50万円未満で0.2%、200万円未満で0.3%、200万円以上で0.4%となる。

30歳以上の条件

29歳以下は適用条件を緩和しており、残高10万円未満で0.2%、100万円未満で0.3%、100万円以上で0.4%となる。

29歳以下の条件

円普通預金へ預け入れるだけで特別金利が適用され、複雑な手続きや証券口座の開設など追加のサービス利用が不要な点を特徴としている。なお、いずれも適用上限は1,000万円で、1,000万円を超える残高分には通常金利の年0.2%(税引後 年0.15%)が適用される。

金利は変動金利であり、金利情勢などにより見直しを行なうとしている。

「ステップアップ円預金」の開始にあわせて、PayPayアプリ内の「PayPay銀行」ミニアプリから、「ステップアップ円預金」などで獲得した利息がワンタップですぐに確認できるようになる。金利の適用状況や利息付与スケジュールなども表示可能。

PayPayアプリ内の「PayPay銀行」ミニアプリから、獲得した利息などを確認可能

また、現在提供している定常プログラムである、円普通預金と米ドル普通預金の両方に預け入れるとそれぞれに金利 年2.0%(税引後 年1.59%)が適用される「預金革命」は、今回の「ステップアップ円預金」の追加に伴い名称を変更する。「預金革命」から「ドル&円2%預金」に変更し、「ステップアップ円預金」と「ドル&円2%預金」をあわせた定常プログラムの総称を「預金革命」とする。

「ステップアップ円預金」と「ドル&円2%預金」をあわせた定常プログラムの総称が「預金革命」となる