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ソフトバンク、シャープ堺工場を大規模AIデータセンターに 26年中に稼働

シャープ堺工場内のデータセンター設置予定エリア(赤枠)。(24年12月発表資料から)

ソフトバンクは14日、大規模なAIデータセンターの構築に向けて、大阪府堺市の「シャープ堺工場」の土地や建物などを約1,000億円で取得する売買契約を締結した。

ソフトバンクは、シャープ堺工場の約45万m2の土地と、延べ床面積約84万m2の建物などを活用し、受電容量が約150mW規模のAIデータセンターを構築。2026年中の稼働開始を目指す。将来的には、受電容量を250mW超の規模まで拡大させる。

ソフトバンクは、このAIデータセンターを生成AIの開発やその他のAI関連事業に活用するほか、社外からの利用ニーズに応えるため、大学や研究機関、企業などに幅広く提供。AIデータセンターを中心とした産業集積地構想のモデルケースの構築を目指す。

また、環境への負荷が少ないデータセンターとして、カーボンニュートラル化も推進する。