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ミズノの寝具、マットレス「リフルSL550」 体圧分散・洗える・軽い

ミズノは「MIZUNO SLEEP」シリーズの第4弾として、価格を抑えた軽量・薄型のエントリーモデルのフィジカルサポートマットレス「リフルSL550」を3月18日に発売する。価格は44,000円。

MIZUNO SLEEPは、「スポーツテクノロジーで睡眠をもっと快適にする」をコンセプトとする寝具のシリーズ。マットレス・トッパー、枕、敷きパッド、毛布・布団を展開している。

リフルSL550は、6つのゾーン分けによる体圧分散性や高い通気性を特徴とする、丸洗い可能な寝具。自社の調査で、マットレスに関する不満として「洗えない」「重い」「寝起き」の3つが挙がったことから開発した。トッパーとして普段使っている寝具の上に1枚敷くだけで、体にかかる負担を軽減するとしている。そのまま敷布団としての使用も可能だが、その場合は畳推奨。

トッパーとしての使用イメージ
敷布団としての使用イメージ

ミズノの高反発素材「リフル」の硬さと弾力性を両立した中空素材を単層構造に形成することで、約5.5cmの厚さながら腰のような重い部位も沈み込まずに下からしっかりと支える、底付きを感じにくい仕様とした。リフルは網状構造で通気性に優れ、蒸れにくく熱がこもりづらい点も特徴とする。

高いフィット感を得られるよう、体の各部位の形や可動域を考慮し、6つのゾーンに分けて異なる特徴を持たせた独自設計を採用。仰向けでも横向きでも体圧分散性に優れ、睡眠時の1カ所にかかる圧力を分散して体への負担を軽減するという。

また、リフルは8万回の圧縮テストに耐えるなど耐久性に優れるとともに、電気毛布や布団乾燥機などを使用できる耐熱性も備える。なお、布団乾燥機等の使用は70℃以下を想定。

中材はシャワーで水洗いが可能。また、細菌の増殖を抑え、においの発生を防ぐ抗菌防臭加工が施されている。

サイズは約97×198cmのシングルサイズのみ。重さは約3.95kg。マットレスカバーはリバーシブル構造で、オールシーズン用となる表面は中綿入り素材、夏用となる裏面はメッシュ素材を採用している。表面は適度なやわらかさでクッション性があり、蒸れにくい点、裏面は高い通気性を特徴とする。

ミズノは総合スポーツ用品メーカーとして培ってきた技術やノウハウを活用し、2023年に睡眠領域へ本格参入した。リフルSL550の販売目標は発売から1年間で3,000枚。