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シャオミ、日本初リアル店舗 「Xiaomi 15 Ultra」から家電まで大量投入
2025年3月13日 20:50
Xiaomiは3月13日、日本市場向けの新製品発表会を開催し、スマートフォン「Xiaomi 15 Ultra」「Xiaomi 15」をはじめとするデバイスを発表した。また、日本初の常設店舗「Xiaomi Store」のオープンも明らかにし、ブランドの国内展開を強化する方針を示した。
日本初の「Xiaomi Store」オープンへ
Xiaomiはこれまで、オンラインや家電量販店、期間限定のポップアップストアでの販売が中心だったが、日本市場での認知向上とユーザー体験の強化を目的に常設店舗を展開する。店舗は「イオンモール浦和美園」と「イオンモール川口」。浦和美園は3月22日、川口は4月5日にオープン予定。店内では最新デバイスの展示・販売に加え、実際に試せる体験スペースも用意される。
Xiaomi Storeは海外で15,000店舗を展開しており、イオンモールでは中国をはじめとするASEAN地域で26カ所に出店している。日本でイオンモールを選んだ理由として、ASEAN地域での実績に加え、多くのファミリー層が利用する点が挙げられる。Xiaomiのスマートホーム製品との親和性が高いことも、出店の決め手になったという。まずは首都圏での店舗拡大を目指し、将来的には日本全国での展開も視野に入れている。
最新スマートフォン「Xiaomi 15 Ultra」「Xiaomi 15」
製品発表会では、フラッグシップスマートフォン「Xiaomi 15 Ultra」が発表された。1インチの大型センサーと2億画素望遠カメラを含む、ライカ共同開発のクアッドカメラを搭載。可変焦点距離やハイダイナミックレンジに対応し、ポートレート撮影向けの70mm望遠カメラも備える。
動画撮影は4K 120fps、Dolby Vision(4K 60fps)、全焦点距離での10-bit Log撮影に対応。6.73型(3,200×1,440)ディスプレイを搭載し、プロセッサはクアルコム製のSnapdragon 8 Elite Mobile Platform。カラーバリエーションはシルバークローム、ブラック、ホワイトの3色。価格は16GB/512GBモデルが179,800円、16GB/1TBモデルは199,800円。
「Xiaomi 15」にもライカ共同開発のトリプルカメラを搭載し、14mmから60mmの焦点距離に対応。メインカメラにはF1.62の大口径レンズとLight Fusion 900イメージセンサーを採用し、優れた受光性能を実現。ポートレート撮影向けの60mm望遠カメラや、5,000万画素の超広角カメラも備える。6.36型(2,670×1,200ピクセル)ディスプレイを搭載し、プロセッサはクアルコム製のSnapdragon 8 Elite Mobile Platform。カラーバリエーションはホワイト、グリーン、ブラック、リキッドシルバーの4色。価格は12GB/256GBモデルが123,000円、12GB/512GBモデルは138,000円。
「Xiaomi 15 Ultra」「Xiaomi 15」は本日より予約開始。Xiaomi 15 Ultraは3月22日、Xiaomi 15は4月1日にXiaomi公式オンラインストア、Amazon、楽天市場、家電量販店などで、それぞれ発売する。「Xiaomi 15 Ultra」は、4月15日までに購入し、4月22日までに応募したユーザーに「Xiaomi 15 Ultra Photography Kit Legend Edition」をもれなくプレゼントする。
タブレットやスマートデバイスも充実
ミドルレンジモデル「Redmi Note 14 Pro 5G」も発表。耐傷性に優れた「Corning Gorilla Glass Victus 2」と「IP68」防水防塵設計を採用し、高耐久性を実現。2億画素のメインカメラを含むトリプルカメラを搭載し、光学式手ブレ補正やAI撮影機能に対応する。6.67型(2,712×1,220)ディスプレイを採用し、プロセッサはDimensity 7300-Ultra。カラーバリエーションはミッドナイトブラック、ラベンダーパープル、コーラルグリーンの3色。価格は8GB/256GBモデルが45,980円、12GB/512GBモデルは55,980円。本日より予約開始で、3月22日に発売する。
同社のAndroidタブレットである「Xiaomi Pad 7」シリーズは11.2型(3,200×2,136ピクセル)ディスプレイを採用し、最大144Hzの可変リフレッシュレートに対応。「Xiaomi Pad 7」はクアルコム製のSnapdragon 7+ Gen 3、「Xiaomi Pad 7 Pro」は「Snapdragon 8s Gen 3 Proを搭載。「Xiaomi Pad 7」および、「Xiaomi Pad 7 Pro」のカラーバリエーションはブルー、グリーン、グレーの3色。
価格は 「Xiaomi Pad 7」8GB/128GBモデルが54,980円(3月末まで早割49,980円)、8GB/256GBモデルが64,980円。「Xiaomi Pad 7 Pro」8GB/128GBモデルが67,980円、12GB/512GBモデルが81,980円、光の反射を抑えるマット ガラスバージョンが84,980円(Xiaomi Pad 7 Proのみ)。
そのほかスマートホーム製品も展開
そのほか、掃除機などの日用家電やキッチン家電、各種スマートホーム製品なども発表された。本日より「Xiaomi スマートエアフライヤー 4.5L」(8,980円)、「Xiaomi エアフライヤー エッセンシャル 6L」(6,980円)を発売。
また、スマートホーム製品として、「Xiaomi スマートカメラ C500 Dual」(8,680円)、「Xiaomi スマート体重計 S200」(1,980円、早割価格1,680円 4月1日まで)も同日発売。
さらに、掃除機「Xiaomi コードレス掃除機 G20」(25,800円)、「Xiaomi コードレス掃除機 G20 Lite」(12,800円)もそれぞれ発売する。
通信機器では、「Xiaomi メッシュシステム BE3600 Pro」(1ユニット10,800円、2ユニット19,800円)と、「Xiaomi メッシュシステム AX3000 NE」(1ユニット6,280円、2ユニット11,800円)をそれぞれ発売。
AV・ウェアラブル製品では、「Xiaomi TV A 43 2025」(32,800円、早割価格30,800円 3月26日まで)と、「Xiaomi Smart Band 9 Pro レザー」(9,980円)、ワイヤレスイヤホン「Xiaomi Buds 5 Pro」も発表。Xiaomi 15 Ultraで利用できるWi-Fi版(27,980円)とどのモデルでも利用できるBluetooth版(24,980円)を発売する。
交換可能なベゼルデザインと1.43型有機ELディスプレイを採用したスマートウォッチ「Xiaomi Watch S4」やワイヤレスイヤホン「Xiaomi Buds 5 Pro」も同日発表された。