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大阪・万博公園の「ららぽEXPOCITY」大規模リニューアル

三井不動産は、大阪府吹田市「三井ショッピングパーク ららぽーとEXPOCITY」の大規模リニューアルを実施。3月27日より順次、関西初出店1店舗、大阪初出店1店舗と新業態2店舗含む新規・改装、計31店舗をオープンする。

関西初出店となるのはアパレルショップ「CITENユナイテッドアローズ」、大阪初出店となるのはワークマンの「Workman Colors」。新業態は、都会とアウトドアを融合させたアパレルショップ「Broken Base」、牛たんの利休と焼肉の新業態「肉丼利久」がフードコートに出店する。

関西初出店となる「CITENユナイテッドアローズ」と、大阪初出店となる「Workman Colors」
新業態はアパレルショップ「Broken Base」と、フードコートに出店する「肉丼利久」

リニューアルでは、駅側エントランスから「空の広場」エリアを大幅に拡大。これまでの1,200m2から、倍となる約2,400m2に拡大する。

人工芝スペースを大幅に拡大し、テーブルや椅子、子ども向けのマウンド遊具やポップジェットなどを設置。屋外での食事や、ショッピングの合間に家族全員で楽しめる空間を創出する。パナソニックスタジアム吹田でのイベント前後の憩いの場としての活用も想定し、日常的に立ち寄りやすい空間を目指す。

マウンド遊具イメージ
キッチンカー出店イメージ

駅側エントランスからオレンジサイド・グリーンサイドの階段にかけて、高さ2.6mの柱状4面デジタルサイネージを新たに28本設置。

全方向から視認可能なサイネージで、店舗・イベント情報をはじめ多様なニーズに対応した情報を発信するほか、迫力ある演出で施設全体を盛り上げる。EXPOCITYの新たなランドマークとして、さらなる賑わいの創出を目指す。

柱状4面デジタルサイネージを新たに28本設置

新規店舗は、物販・サービスが計17店舗で、CHUMSやcrocs、PUMA、JEANASIS、ReFaなどが出店する。

改装・移転店舗は物販・サービスが計12店舗、飲食が計2店舗で、グラニフ、Anker Store、無印良品、ドコモショップ、BUFFET RESTAURANT Atlantic、肉丼利休などをラインナップ。

また、多様なイベントを実施できる総面積約2,600m2の大型展示ホール「(仮称)EXPOCITYホール」を新設。約1,100m2と約900m2の2つの展示場に加え、高さ8m×幅40mの大型スクリーン、約250席の観客席が整備されたシアターを備えた大型展示ホールとなる。

各種展示会やパブリックビューイング、発表会、音楽ライブ、スポーツイベントなど、多様なイベントを1日単位から柔軟に開催可能。将来的には、三井不動産グループが運営する東京ドームや全国の商業施設と連携したイベント開催も目指していく。

EXPOCITYホール位置図

環境負荷低減の取り組みとして、屋上に同社商業施設の中でも最大級の容量となる約2MWの太陽光パネルを3月中旬に増設する。大規模な太陽光発電システムにより、年間約250万kWhの再生可能エネルギーの発電が可能となり、一般家庭の年間消費電力約600世帯分に相当する。

所在地は大阪府吹田市千里万博公園2-1で、大坂モノレール「万博記念公園駅」徒歩2分。総店舗数は約300店舗。敷地面積は約172,000m2、延床面積は約223,000m2、店舗面積は約71,000m2。駐車場台数は約4,100台。

営業時間は物販・サービス・フードコートが平日10時~20時、土日祝が10時~21時。レストラン街が平日11時~21時、土日祝が11時~22時。

太陽光パネル増設範囲
周辺図