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楽天カード、支払い遅延時・カード再発行に手数料

楽天カードは26日、カード会員規約を改定した。未払い時の回収事務手数料として275円、紛失・盗難などによるカード再発行手数料として1,100円を新たに設ける。

今回の改定は2024年12月17日に予告されていたもので、昨今の通信費や郵送費などの事務コスト、カード発行費用および郵送コストの上昇などを踏まえて行なわれた。回収事務手数料の275円は、2月分の支払い日より支払い期日までに返済がなかった場合、翌々月の支払日に請求される。

また、カード発行費用の請求対象は紛失、盗難、破損、カード裏面のサインミスなど、会員の責による再発行の場合に1,100円請求される。不正使用・情報漏洩またはそれらの懸念によるカードの作り直し、改姓・改名、カード有効期限満了にともなう更新にはカード発行費用は発生しない。そのほか、家族カード含む楽天ブラックカード、楽天プレミアムカード、楽天ゴールドカード、楽天ビジネスカード、楽天銀行カード、ETCカードの作り直しについても請求対象外とする。カード再発行手数料は4月1日受付分より適用される。

さらに、海外での利用に関する事務手数料についても改定が行なわれる。改訂前の2.2%から3.63%に改定する。国際ブランドはVisa、Mastercard、JCB、American Expressで共通。変更後の手数料は3月1日から適用される。