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OpenAI「deep research」、ChatGPT Plusでも利用可能に(月10回)

OpenAは25日、詳細な調査を行なえる「deep research」機能をChatGPT Plus(月額20ドル/約3,500円)ユーザーにも提供開始した。

これまでは月額200ドル(約3.5万円)のChatGPT Proユーザー向けに展開されていたが、ChatGPT Plus、Team、Enterprise、Eduでも利用可能になる。ただし、利用回数は月10回に制限される(ChatGPT Proは200回)。

ChatGPTのプロンプト入力画面に「詳細なリサーチ」のボタンが表示され、調査内容を入力したうえで、詳細なリサーチを選んで決定すると、deep researchによる調査が始まる。

deep research(詳細なリサーチ)は、Webなどのオンライン情報から詳細な調査レポートを作成する機能で、ユーザーが質問をChatGPTに入力すると、数百のオンラインソースを検索・分析・統合し、包括的なレポートを作成してくれる。1万字を超えるような詳細なレポートが10分程度でまとめて出力され、出典なども明記される。

利用例

また25日には、deep researchの動作や安全対策についてまとめた「System Card」も公開している。