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トヨタ、新型燃料電池開発 ディーゼル並の強度と燃費向上
2025年2月14日 15:12
トヨタ自動車は新型燃料電池システム(第3世代FCシステム)を開発した。乗用車だけでなく、大型商用車にもラインアップを拡大し、2026年以降、日本や欧州、北米、中国などの市場に投入する。
大型車向けは耐久性能が同社従来比の2倍に向上してディーゼルエンジンと同等となり、メンテナンスフリーを実現。大きさも小型化することでさまざまな車種に対応する。乗用車向けの燃費性能は同社従来比1.2倍、航続距離は約20%向上したことで、長距離運転にも対応可能になった。また、セル設計や、製造プロセスも見直し、コストも大幅に削減している。
ラインナップも拡大し、乗用車向け、汎用向け(定置式発電機、鉄道、船舶等)に加え、大型商用車にも搭載可能。