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西日暮里駅前に46階・170mの複合施設 31年竣工
2025年1月31日 11:50
東京都は、西日暮里駅前地区市街地再開発組合の設立を1月31日に認可する。地下3階・地上46階、高さ約170mの複合施設開発が、2031年3月竣工の計画で進められる。
施行地区は東京都荒川区西日暮里五丁目地内。地区面積は約2.3ha、延べ面積は約164,150m2。住宅、商業、業務、保育、文化交流施設、コンベンション施設等で構成される。
駅前の立地特性や地域特性を活かし、にぎわいの核となる商業施設、区内外から人が訪れ地域の活性化にも寄与するコンベンション施設や文化交流施設を導入する。また、都市型住宅や業務施設等の都市機能を導入し、複合市街地を形成する。
施設周辺では、外周道路の拡幅や歩道、歩道状空地およびペデストリアンデッキを整備。安全で快適な歩行者空間を確保するとともに、回遊性、アクセス性の向上を図る。また、交通広場や自転車駐車場を整備し、駅周辺の交通混雑等の課題解消、交通結節機能強化につなげる。
そのほか、地域の防災性の向上のため、災害時の一時避難スペースとして活用できる広場や一時滞在施設、防災備蓄倉庫を整備する。
工事着手は27年4月、建物竣工は31年3月の計画。総事業費は約1,342億円