ニュース
損保ジャパン、電欠したEVに"その場で充電"する新サービス
2025年1月30日 12:27
損害保険ジャパンとプライムアシスタンスは、自動車保険契約者を対象とした、バッテリー式電気自動車(EV)電欠時の「現場駆け付け急速充電サービス」を一部地域で開始した。
従来、EVの電欠時にはレッカー車が現場に駆け付け、最寄りの充電スポットへの搬送を行なっており、現場でトラブルを解決することはできなかった。本サービスにより、電欠した現場でEVを急速充電可能になる。
プライムアシスタンスが提供する急速充電可能な設備を使用した充電サービス。損保ジャパンでロードアシスタンス特約がセットされた自動車保険加入者が、ロードアシスタンス専用デスクへEVの電欠によるレッカー手配を依頼した際、希望に応じて現場での充電サービスを選択できる。従来どおり、最寄りの充電スポットへの搬送も選択可能。
現場での充電を選択した場合は、プライムアシスタンスが対応可能な提携レッカー会社を手配し、オリジン社製の可搬型EV充放電器「POCHA V2V」を使用して、現場に駆け付けた救援車から電欠車に最大30分の急速充電を無料で行なう。関東・関西を中心に15の都府県でサービスを開始し、順次、対象地域を拡大する。
「POCHA V2V」は、9.5kWの出力能力を備え15分でおよそ15km走行可能な電力を供給する。