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大阪・難波宮跡公園の商業施設「なノにわ」3月28日開業 飲食13店舗

「なノにわ」のイメージ(南東側より)

難波宮跡公園「みんなのにわ」プロジェクトは、大阪城公園の南に位置する難波宮跡公園と一体となった商業施設「なノにわ」を3月28日に開業する。カフェ、回転寿司、レストラン、納豆料理専門店など13店舗が出店する。

難波宮跡公園「みんなのにわ」プロジェクトは、大阪市と大阪府によるPark-PFIを活用した整備・管理運営事業を担うグループ。NTT都市開発を代表企業とし、NTTアーバンバリューサポート、NTTファシリティーズが構成員として参画している。

Park-PFI事業では史跡の整備やAR技術を活用した古代の建物の復元により、難波宮の歴史を発信。また、芝生広場の整備によって、居心地の良い都市公園としての機能提供を目指す。なお、同グループは北部ブロック整備運営事業と南部ブロック管理運営事業を担う。

なノにわは同公園の北部ブロックに設置する商業施設で、飲食店舗や食物販店舗などが出店する。公園と連続した店舗やテラス席は、遺構や芝生広場を眺めながらフードやドリンクを楽しめる設計。公園内ではテイクアウトメニューを利用できる。

配置図

公園の北側の玄関口には、旅をテーマとしたコーヒー&スイーツ「OSA COFFEE Parks」、120種類以上のパンが並ぶベーカリーカフェ「Sunny Side」が出店する。南側には「大起水産回転寿司」や、カフェ&フード「DAIBAN COFFEE」が出店する。

今回の出店が新業態となるのは、フジマル醸造所によるワインレストラン「RAINDROP」、ASAKARA GOOD STOREによる多国籍料理「THE PORT -on the Green-」。そのほか、納豆料理専門店「※710 GARDEN」、A5ランク和牛「浪華焼肉さぶろう」、クラフトビール「Beer & Play Station ちるちる」、ハンバーガー「Craft Burger co.」、フルーツパフェ専門店のカフェ業態「PARFAIT de MERRILY」などが出店する。

所在地は大阪市中央区法円坂1丁目、馬場町および大手前4丁目地内。アクセスはOsaka Metro 谷町線 谷町四丁目駅から徒歩約1分、JR大阪環状線・Osaka Metro 中央線 森ノ宮駅から徒歩約15分。

事業面積は約2.3ha。整備内容は遺構表示、芝生広場、商業施設、駐車場(96台)、駐輪場(95台)。建物規模は約1,817m2、地上1階、4棟。