ニュース
つくばエクスプレス、磁気乗車券廃止に向けタッチ決済とQR乗車券を導入
2025年1月29日 18:16
首都圏新都市鉄道は、つくばエクスプレスにおいて、タッチ決済とQR乗車券システムの本稼働を目指すと発表した。
タッチ決済対応のカード(クレジット、デビット、プリペイド)を活用した乗車サービスや、磁気乗車券を廃止しQRコードを活用したQR乗車券に移行することを目指す。背景に多様化したライフスタイルへの対応、国内外の利用者に新たな乗車サービスの提供、環境に配慮した持続的な鉄道サービスの提供などを挙げている。
各駅の改札機などを更新しながら新システムに導入するため、今春より駅の一部通路において磁気乗車券の使用ができなくなる可能性があるとしている。
主な日程(予定)は以下の通り。
- 2025年春~:一部駅において磁気乗車券の使用不可
- 2025年夏~:5駅(秋葉原駅、浅草駅、北千住駅、流山おおたかの森駅、つくば駅)でタッチ決済の実証実験を先行開始
- 2026年春:全20駅でタッチ決済の実証実験を開始
- 2026年秋:全20駅でタッチ決済と磁気乗車券からQR乗車券へ移行し、稼働(磁気乗車券を廃止)
つくばエクスプレスでは、タッチ決済の実証実験について、24年6月に告知済み。告知時点での対応決済ブランドは、Visa、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯、Mastercard(順次追加)としていた。