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東京駅の「大丸東京店」でウォークスルー無人店舗 万博公式ストア
2025年1月29日 12:50
東京駅の八重洲口に隣接した大丸東京店で、ウォークスルー型無人店舗の運営が試験的に行なわれる。店舗は大阪万博のグッズを販売する公式ストアで、期間は2月6日~10月頃を予定する。
J.フロント リテイリング、Cloudpick Japan、三菱HCキャピタルによる取り組みの第1弾。J.フロント リテイリングが運営する大丸東京店において、無人店舗のPoC(概念実証)を行なうもので、「2025大阪・関西万博オフィシャルストア」に導入する。無人店舗のソリューションを提供するCloudpickが百貨店でPoCを行なうのは初めてとしている。
背景には、働き手不足が深刻になる中で、省人化と顧客体験を同時に追求する必要性が高まっていることがある。3社はPoCによる検証で、今後の実施可能性を模索する。
三菱HCキャピタルとCloudpickは、労働力不足をテクノロジーの活用で解決するビジネスモデルの検証を目的としてPoCに参画。また、他事業者を含めて無人店舗サブスクリプションモデルを提供する可能性も模索していく。
3社は、今回のPoCにより、ウォークスルー型無人店舗のニーズや実施課題を洗い出し、小売事業における店舗の目指すべき姿を検討していくとしている。
2025大阪・関西万博オフィシャルストア 大丸東京店
大丸東京店に導入されるレジレスのウォークスルー型無人店舗「2025大阪・関西万博オフィシャルストア 大丸東京店」は、タッチ機能付きのクレジットカードをタップして入店する仕組み。商品を手に持って店外に出ると、入店時にタップしたクレジットカード情報で自動的に決済される。
店内では、設置されたカメラで人の動きを確認し、棚の重量センサーと連動、どの商品をいくつ手に取ったかをAIが判別する。ユーザーは商品を手に取って店の外に出るだけで買い物を済ませられる。