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X、決済サービス「XMoney」を25年中に開始

Xのリンダ・ヤッカリーノCEOは28日(米国時間)、Xにおけるウォレットサービス「XMoney」を2025年後半にスタートすると発表した。

ヤッカリーノCEOがXに投稿したもの。Visa Direct経由で「X Wallet」に即時に入金可能で、デビットカードに接続して、個人間送金(P2P Payment)を可能とする。また、銀行口座に即時送金するオプションも用意するという。

イーロン・マスク氏がTwitter(現X)を買収した際に掲げた「Everything App(全部入りアプリ)のもう1つのマイルストーン」とヤッカリーノ氏は述べている。

ヤッカリーノ氏の投稿に対し、VisaのXアカウントも応答。「X Money Accountの立ち上げにおいて @XMoneyと提携できることを嬉しく思う。Visa Directにより、米国のX Moneyアカウントのユーザーは、デビットカードを使用してリアルタイムで資金を入金/送金できるようになる」としている。

XMoneyについての情報は、ヤッカリーノCEOの投稿のみだが、Xアカウント@XMoneyが開設。アカウント説明には、「あらゆるお金の動きに対応。2025年に開始する」と記載されている。日本でのサービス展開については不明だが、法制度の違いやVisaによる声明でも「米国のX Moneyアカウント」と言及されていることから、当面は米国を中心に事業展開すると見られる。