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「CLOVA Noteβ」のデータを正式版へ移行可能に βは順次終了

CLOVA Noteβに表示されるバナー

LINE WORKSは、「CLOVA Noteβ」から正式版の「LINE WORKS AiNote」へのデータ移行サービスの提供を2月4日から開始する。CLOVA Noteβでは、新しいノートの作成や作成済みノートの編集などは、2月4日から使用できなくなる。

LINE WORKSは、AIを活用した議事録自動作成ツール・LINE WORKS AiNoteを24年11月から提供している。LINE WORKS AiNoteはCLOVA Noteβの正式版で、法人向けに機能を強化している。

データ移行サービスは、CLOVA Noteβ利用者がLINE WORKS AiNoteをスムーズに利用できるようにするために提供する。

また、CLOVA Noteβ利用者を含め、LINE WORKS AiNoteのアカウントを新規開設すると、4月30日までの期間限定で文字起こし時間1,000分が利用可能となる。LINE WORKS AiNoteの有料プランは春頃から提供開始予定。

LINE WORKS AiNoteのアカウント開設は当初PCに限定されていたが、スマートフォンからも可能となった。CLOVA Noteβからのデータ移行は、LINE WORKS AiNoteのアカウント開設を事前に済ませておいた方が円滑に実施できるとし、事前の開設を推奨している。

データ移行は画面に表示される案内に従って行なえる。また、2月4日のデータ移行開始に伴い、移行実施の有無に関わらず、ノート作成などの一部機能が制限される。CLOVA Noteβに表示されるバナーの「データ移行キーの発行」をクリックすると、データ移行が可能となる。

LINE WORKS AiNoteは、フリープランでは300分(5時間)/月までの文字起こし時間を利用可能。有料プランとして月額1,440円(年間契約/以下同)で文字起こし時間は600分(10時間)のソロを用意する。そのほか法人向け有料プランとして、少人数向けの「チーム」(月額19,800円/6,000分)、部署ごとの利用に向けた「ビジネス」(月額54,000円/18,000分)がある。

CLOVA Noteβは2月4日から順次終了

CLOVA Noteβへの新規加入は2月4日に停止予定。CLOVA Noteβのサービス終了時期は、当初は3月末を予定していたが、移行期間を確保するため7月末まで延長する。ただし2月4日から新しいノートの作成などの機能が使用できなくなる。

2月4日から使用できなくなる機能は以下の通り。

  • 新規加入(CLOVA Noteβへの新規加入を停止)
  • 新しいノートの作成(録音、ファイルのアップロードともに使用不可)
  • 作成済みノートの編集
  • 作成済みノートのブックマークやメモの編集
  • 作成済みノートの共有
  • 新規フォルダーの作成
  • 作成済みフォルダーの名称変更
  • ゴミ箱からのノートの復元

作成済みノートの再生や音声記録・音声・メモのダウンロード、ノートやフォルダの削除、CLOVA Noteβからの退会は7月末まで使用できる。