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Threads、広告テスト開始 投稿間に画像表示

Metaは24日(米国時間)、SNS「Threads」で広告を表示するテストを開始することを発表した。米国と日本で、一部の広告主とユーザーを対象としたテストを行なう。

初期テストでは、一部ユーザーのホーム画面のフィード上で、投稿と投稿の間に画像広告が表示される。興味がない広告が表示された場合はスキップできるほか、メニューから広告の非表示や報告を選ぶことも可能。

テストに参加する広告主は、広告マネージャを通じてThreadsに広告を掲載できる。専用のクリエイティブや追加のリソースを必要せずに、広告マネージャで該当する項目をチェックすることで利用可能。

また、Metaでは、ポリシーやシステム、ツールへの継続的な投資を行なうことで、広告主がブランド環境の安全性と適合性をコントロールできる仕組みを提供しており、この取り組みはThreadsにも適用される。

Threadsの広告においては、27日からブランド適合性コントロール「インベントリーフィルター」のテストを開始。FacebookやInstagramのフィードやリールで既に提供されている機能で、30以上の言語で利用可できる。AIを活用しており、自社広告の近くに表示されるコンテンツの健全度をコントロール可能。

なお、広告の近くに表示されるコンテンツは、収益化ポリシーで規定されている。コミュニティ基準に違反するコンテンツは、広告に隣接して表示されることはないとする。

今後数カ月の間で、サードパーティによる検証ソリューションや、対応する言語の拡大など、アップデートを発表する予定。