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Gemini Live、画像やYouTubeを使った会話に対応 Galaxy S25やPixel 9など

Googleは22日(米国時間)、Samsung Galaxy Unpackedにおいて、Androidデバイス上の「Gemini」の新たなAIアシスタント新機能を発表した。Gemini Liveでは会話中に画像やファイルを追加して、音声でのやりとりを行なえるようになる。

Gemini Liveは、Geminiに話しかけて情報収集や対話を楽しみながら、AIによる様々な支援が得られる機能。従来の音声でのやり取りに加え、新たに画像、動画、ファイルを扱えるようになる。送った画像に対する反応をGemini Liveが返してくれるほか、YouTube動画をシェアして、その動画について話し合うといった使い方が可能となる

Gemini Liveの新機能は、23日からSamsung Galaxy S24/S25シリーズとPixel 9デバイスで対応開始。今後数週間でより多くのAndroidデバイスにも展開する予定。さらに、今後数カ月で、画面共有やライブ動画ストリーミングなどのProject Astraの機能を、AndroidとSamsung Galaxy S25のGeminiモバイルアプリに導入する。

また、Geminiアプリの拡張機能の対応を強化。アプリと連携してGeminiを活用できる機能で、YouTube、Googleマップ、Gmail、Spotifyなどに対応しているが、新たにGalaxy S25のSamsungアプリ間でのアクションの実行に対応。対象となるのは、Samsungカレンダー、メモ、リマインダー、時計など。

さらに、Geminiに1回の指示で複数の拡張機能を使用できるようになった。例えば、高タンパクのランチのアイデアを探している場合、Geminiにレシピを尋ねて、Samsung NotesやGoogle Keepのノートに直接簡単に保存できる。この機能はすべてのGeminiユーザーが利用可能。

また、Galaxy S25デバイスでは。サイドボタンを長押しして、Geminiが画面上の操作をアシストしたり、応答可能。加えて、今週後半には、Gemini Advanced(月額2,900円)ユーザー向けにGeminiモバイルアプリで詳細な調査レポートを作成する「Deep Research」に対応開始する。