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JR南武線、矢向~武蔵小杉を高架化

塚越踏切周辺 完成イメージ

川崎市は、JR東日本南武線の連続立体交差化に着手する。矢向駅~武蔵小杉駅間の約4.5kmにおいて鉄道を高架化する。2039年度の完成を目指す。

踏切除却数は9カ所で、そのうち5カ所は「開かずの踏切」とされている。高架化により踏切に起因する事故や渋滞を解消し、地域交通の安全性・円滑性等の向上を図る。また、分断された地域の一体化による生活利便性の向上を図る。駅数は鹿島田駅、平間駅、向河原駅の3駅。

平間駅周辺 完成イメージ
事業概要

1月17日に神奈川県から都市計画事業認可を受け、39年度までの南武線の高架化および42年度までの関連する都市計画道路(南武線に隣接・交差する道路)の完成を目指し、それぞれの事業に着手する。総事業費は約1,387億円(鉄道約1,172億円・道路約215億円)。