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JR北海道バス、高速バスに「クレカのタッチ乗車」導入

ジェイ・アール北海道バスは、高速バスの一部において、クレジットカードのタッチ決済による乗車サービスを開始する。高速あさひかわ号と流氷もんべつ号が1月20日から、高速おたる号が2月1日から。

対象の高速バスには、運賃箱に専用端末が新たに設置される。タッチ決済対応のカード(クレジット・デビット・プリペイド)や、カードが設定されたスマートフォンを、乗車時と降車時に端末にかざすことで運賃を支払うことが可能。交通系ICカードを持たない訪日外国人観光客を含め、ユーザーの利便性が高まるとしている。

対象路線と開始時期は、高速あさひかわ号が1月20日からで、札幌~旭川間。共同運行会社の便でも利用できる。流氷もんべつ号は1月20日からで、札幌~紋別間。道北バスの便でも利用できる。高速おたる号は2月1日からで、札幌~小樽間。

ジェイ・アール北海道バスと三井住友カード、ジェーシービー、北海道アトラス、小田原機器、QUADRACの6社による取り組み。三井住友カードが提供する公共交通機関向けソリューション「stera transit」(ステラトランジット)を活用する。

対応する決済ブランドはVisa、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯。Mastercardは今後追加予定。

タッチ決済の履歴は、QUADRACのQ-moveサイトにアクセスし、会員登録手続きが完了すると確認できる。