newmo、ライドシェア向け1時間単位保険を導入　東京海上日動と提携

タクシーアプリやライドシェア推進に取り組むnewmoは、東京海上日動火災保険と提携し、1時間単位で加入できる日本版ライドシェア向け保険「移動サービス事業者向け自動車保険」を導入する。

従来のライドシェア向け保険は1日単位で保険料が発生しており、短時間勤務のドライバーには費用負担が大きかった。この課題を解決するため、東京海上日動と共同で1時間単位で加入できる新たな保険を開発。

ドライバーの実働時間に合わせて保険料が設定されるため、無駄な費用が発生しない。また、対人・対物賠償責任補償に加え、人身傷害補償やロードアシスト(事故発生時の車両搬送費用等)も含まれる。

さらに、東京海上日動にnewmo専用の事故対応体制を構築することで、事故発生時の迅速かつスムーズな対応が可能となる。

2024年に設立したnewmoは、日本におけるライドシェア導入を目指しながら、タクシー会社の経営権を取得し、大阪を中心にnewmoグループでタクシー車両600台以上を保有している。24年12月下旬から大阪で万博に向けた24時間・大阪府全域でのライドシェア運行が開始したことを受け、万博までに500名のライドシェアドライバー新規採用を目指す。