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JR九州×UPS、新幹線と国際航空活用の国際宅配便 最短翌日配達

JR九州とユーピーエス・ジャパンは、新幹線ネットワークとUPSの国際宅配便ネットワークを結ぶ、日本発の国際宅配便サービスの提供を1月14日に開始する。提供開始駅は鹿児島中央駅。鹿児島から世界200以上の国や地域に送ることができ、最短翌日配達が可能としている。

利用者は海外向けの荷物を、鹿児島中央駅のみどりの窓口「はやっ!便」カウンターに預ける。荷物は博多駅まで九州新幹線で輸送された後、UPSが定期貨物便を運航する北九州空港で同日のフライトに搭載され、世界各地に届けられる。なお博多駅から北九州空港まではUPSの協力会社が陸送で運搬する。今後、他の駅への拡大も検討する。

JR九州の新幹線とUPSのグローバル航空ネットワークがつながることで、米国やアジアの主要都市へは最短翌営業日、カナダや中南米、欧州、中東、アフリカへは最短2営業日での配達が可能としている。

また、ファーストマイル輸送のトラックから鉄道へのモーダルシフトにより、二酸化炭素排出量の約90%削減、トラックドライバー不足の2024年問題解決にもつながるとしている。

左から福岡県知事 服部誠太郎氏、ユーピーエス・ジャパン 代表取締役社長 加藤真氏、JR九州 代表取締役社長 古宮洋二氏、北九州市長 武内和久氏