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ソニー、KADOKAWAの筆頭株主に コンテンツで協業へ

ソニーグループとKADOKAWAは、戦略的な資本業務提携契約を締結した。KADOKAWAが2025年1月7日に実施する第三者割当により、ソニーが約500億円でKADOKAWAの新株式12,054,100株を取得する。これによりソニーは、KADOKAWAの約10%の株式を保有する筆頭株主になる。両社が保有するIP価値をグローバルで最大化すべく、コンテンツ領域で協業を強化していく。

ソニーはKADOKAWAの株式を取得する意向を10月に表明しており、今回の資本業務提携の合意に至った。なお現時点では、KADOKAWAの株式を本件に追加して取得する予定はないとしている。

戦略的な資本業務提携により「コンテンツ領域での共同出資の検討や、新たなクリエイターの共同発掘、両社のIPのさらなるメディアミックスの共同推進など、より幅広い、踏み込んだ協業を進めていく」としている。

今後両社は、KADOKAWAのIPのグローバルでの実写映画・ドラマ化やアニメ作品の共同制作、KADOKAWAのアニメ作品のソニーグループによるグローバル流通の拡大、KADOKAWAのゲームのパブリッシングのさらなる拡大、バーチャルプロダクションの促進と普及のための人材育成などについて、具体的な協業の取り組みを議論していく。