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JR西、北陸新幹線の自動運転 29年度開始目指す
2024年12月18日 16:45
JR西日本は、北陸新幹線の自動運転について、2029年度の開始を目指すと発表した。
北陸新幹線はJR東日本とJR西日本の共同運行で、JR西日本は上越妙高以西の営業主体となっている。このうち敦賀~金沢間において、2029年度に自動運転(GOA2)を開始することを目指す。北陸新幹線の自動運転実現に向けたシステム開発や技術検討は、JR東日本と共同で進めている。
自動運転レベルのGOA2では、運転士がボタンを押すことで出発し、演算しながら走行することで、定められた時刻に途中駅を通過し、到着駅へ自動で停止する。
導入効果については、運転士の業務量を削減し、駅発着時のホーム上の安全確認に注力できるなど、安全性向上につながるとしている。また、安定して電力消費量の少ない運転が可能となることから省エネ効果も見込む。