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グーグル、AIリサーチの「NotebookLM」が新機能とデザイン刷新
2024年12月16日 08:00
Googleは13日(現地時間)、自分専用のAIデータベースを作れる「NotebookLM」を強化した。UIを刷新し、最新のGemini 2.0 Flashに対応。また有料版の「NotebookLM Plus」も新機能を追加し、スタートした。
NotebookLMは、Geminiで構築されたデータベースツール。ローカルで用意したデータをもとに、大規模言語モデル(LLM)が回答や要約などを行なう「AIリサーチアシスタント」となる。新たにユーザーインターフェースにおいては、ソースごとのコンテンツ管理に対応。「ソース」「チャット」「Studio」の3つのパネルが用意される。
アップロードしたデータはソースで管理し、チャットでAIと会話し、Studioではメモやブリーフィングドキュメントの追加、Podcast風にソースの内容を紹介する「Audio Overview」を生成できる。
また、Audio Overviewに、音声で質問し、音声で回答を得られる「インタラクティブモード(β)も開始する。なお、Audio Overviewは現状英語のみの対応となっている。
また、有料版の「NotebookLM Plus」を開始。組織や企業のGoogle Workspace向けでスタートし、個人向けには2025年初頭からGoogle One AI Premiumに追加される。
Plusでは、Audio Overview、ノートブック、ノートブックごとのソースが5倍以上に強化されるほか、ノートブックの回答のスタイルと長さをカスタマイズできる機能や、利用状況分析付きのチーム共有ノートブック、追加のプライバシーとセキュリティなどが用意される。