ニュース

ChatGPT、資料やデータをまとめて回答を得る新機能「Projects」

OpenAIは13日(米国時間)、ChatGPTの新機能「Projects(プロジェクト)」を発表した。GPT-4oを使って、トピックや文脈を共有するチャットを整理する機能となる。

ChatGPT Plus(20ドル)/Pro(200ドル)とTeamユーザー向けに提供開始し、ChatGPTのWeb版とWindowsアプリから利用できる。EnterpriseとEduユーザーには'25年1月から提供する。

プロジェクトでは、チャットのほか、ファイル、カスタム指示を1カ所にまとめて管理し、そのトピックに関連した情報をChatGPTから得られるようになる。ファイルはExcelやPDFなどをアップロード可能で、例えば製品マニュアルや参加者リストなどを登録し、ChatGPTとの対話で、アップロードしたデータやファイルに関連した情報を得られるようになる。

また、回答のスタイルや文体を指定するカスタム指示にも対応する。変更を確認しながらプロンプトで指示を出せる「Canvas」もプロジェクトで利用可能。

この発表は、OpenAIが12日間(平日)連続発表の7日目のトピックとなる。OpenAIが公開した動画では、シークレットサンタの管理や、Webサイト開発の管理などでの活用を紹介している。

Projects—12 Days of OpenAI: Day 7