ニュース

Uber、銀山温泉でライドシェア開始

Uber Japanは、山形県尾花沢市・銀山温泉組合と連携し、12月15日よりUberアプリを通じたタクシーおよびライドシェアサービスを開始する。

運行区域は、銀山温泉と尾花沢市内、大石田町の主要エリア。運行時間は、タクシーが6時~23時(タクシー会社の営業時間に準ずる)。ライドシェアが16時~20時台。運賃は、Uber Taxiはタクシー会社規定の運賃と迎車料金。ライドシェアはタクシー会社と同等料金を事前確定運賃で適用する。

銀山温泉は、ノスタルジックな木造建築の温泉街が有名で、特に冬季は雪景色を楽しむ国内外の観光客で賑わっている。一方、地域の交通インフラは訪問者の需要に十分応えられていないという課題がある。

Uberのデータによると、同地域を訪れる観光客はオンデマンドの交通手段を求め、すでに数千人がUberアプリにアクセスしていることが確認されているという。

今回、尾花沢タクシーをはじめとする地元のタクシー会社やライドシェアドライバーの協力を得て、Uberアプリを使用したサービスを開始。観光客が使い慣れたUberアプリを通じて、移動サービスを提供する。観光客の利便性向上だけでなく、地元ドライバーの収入機会創出、地域経済の成長に寄与することを目指す。

車両数は、12月13日時点でタクシー13台、ライドシェア2台。今後拡大予定としている。