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グーグル、Geminiが競合調査などを代行する「Deep Research」

Deep Research

Googleは11日(米国時間)、最新のAIモデル「Gemini 2.0」の発表とあわせて、新機能の「Deep Research」を発表した。オンラインのリサーチを支援する機能で、Gemini Advanced(月額2,900円)のユーザーが利用できる。

Deep Researchは、モバイルとデスクトップのWebで英語版から利用可能となり、2025年初頭にはモバイルアプリで対応する。開始するためにはモデルのドロップダウンメニューから「Gemini 1.5 Pro with Deep Research」を選択して、質問を行なう。

ドロップダウンメニューから「Gemini 1.5 Pro with Deep Research」を選択
調べたいものを指定して検索。多くのWebサイトの情報を取得
レポートや表を作成する

例えば、ビジネスを立ち上げる際の競合他社分析や、適切な立地に関する推奨事項を素早く収集したい場合などに活用できる。また、マーケティングキャンペーンの調査や制作にも使えるという。

出典元などの情報も確認できる

なお、Googleは11日に「Gemini 2.0」を発表。多くのユーザーが、軽量版のGemnini 2.0 Flashの初期プレビュー版を利用可能となっている。Gemini 2.0 Flashは軽量版ながら、既存のGemini 1.5 Proを上回るベンチマーク性能を有している。