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大阪城近くで未来モビリティ体験 「e METRO MOBILITY TOWN」1月オープン

Osaka Metroは、大阪市城東区の森之宮車両工場跡地に開業する未来モビリティ体験型テーマパーク「e METRO MOBILITY TOWN(イーメトロ モビリティ タウン)」の詳細を発表した。グランドオープンは'25年1月11日で、11月30日に先行オープンした「EV・自動運転バスエリア」や「EVカートサーキットエリア」に加え、「ミライ体験エリア」と「屋外フードスクエア」を新設する。

ミライ体験エリアでは、引退した20系車両を再活用し、映像や最新技術を使った6つのブースを展開する。「ニュー・ワールド・シアター」では、20系車両内に未来の大阪の街と人々の暮らしを、模型と壁面を活用したプロジェクションマッピングで表現する。

「バーチャル時空ツアー」では、20系車両の車窓に映像を映し出し、モビリティに乗車しながら街を走行しているようなバーチャル体験を提供する。「タイムトラベラーツアー(時間の旅)」と「未来の街ツアー(空間の旅)」の2つのツアーがあり、過去から未来のモビリティの変化や、交通と生活が融合した未来の街を体験できる。

子ども向けの「キッズトレイン」では、20系車両内でモビリティが描かれた用紙に塗り絵をし、スキャンすることで映像として投影。自分だけのモビリティでレースをしたり、ARフォトスポットで一緒に記念撮影を楽しめる。

「コラボ企画トレイン第1弾〜ミライのアリーナ・キッズディスコ〜」では、リズムに合わせて身体を動かしたり、DJプレイを楽しんだりできる、未来のアリーナをイメージした期間限定のイベント空間を提供。季節ごとに入れ替わるさまざまなイベントが楽しめる企画車両となっている。

「サステナトレイン」は、20系車両を活用した飲食・休憩スペースで、廃車する20系車両をそのまま展示・活用することで、Osaka Metroのサステナブルな取り組みを発信する。

「ミライステーション」では、ブースに設置されたモニターで自身の姿をスキャンし、アバターを生成。「未来の大阪」で生活する様子をメタバース上で再現し、大阪の未来の暮らしや駅での情景を身近に感じられる。体験できるメタバース空間は梅田駅、御堂筋、夢洲駅の全3シーンで、ランダムで1つのシーンを体験できる。

また、屋外フードスクエアでは、休憩しながら食事が楽しめる空間で、Osaka Metroの各路線をイメージしたドリンクやフードなどのオリジナル商品を販売する。

開業期間は'25年1月11日から10月19日までで、営業時間は10時から18時(1月11日から2月21日までは16時まで)。原則、毎週木曜日が休園日となる。アクセスは、Osaka Metro中央線・長堀鶴見緑地線の森ノ宮駅4号出入口から徒歩約10分。

入場チケットはe METROアプリおよび現地で購入可能。e METROアプリでの購入の場合、通常期は大人1,320円、小児660円、繁忙期は大人1,980円、小児990円となり、最大280円の割引が適用される。チケット購入後にe METROアプリで顔情報を登録し、顔認証で入場できる。