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JR東日本トレインシミュレータ、クラウド対応 スマホでプレイ可能

JR東日本の「JR 東日本トレインシミュレータ」が、NVIDIAのクラウドゲームサービス「GeForce NOW」に12月6日から対応する。これによりデバイスのスペックを問わず、スマートフォンやタブレット等でもプレイできるようになる。

「JR 東日本トレインシミュレータ」は、JR東日本の運転士が実際に使用する訓練用シミュレータを一部加工し、家庭用に配信しているもの。実際に走行する車両で収録した映像と走行音により、リアルな運転操作を体験できる。

GeForce NOWに対応したことで、ゲーム配信プラットフォーム「Steam」で提供しているJR 東日本トレインシミュレータの体験版(無料)、基本パック(有料)、追加ダウンロードコンテンツ(有料)がプレイ可能。プレイするにはGeForce NOWの会員登録と、Steamアカウントが必要。

対応デバイスはノートPC、Chromebook、iPhone、iPad、Androidデバイスなど、「GeForce NOW」が利用可能なもの。

GeForce NOWは、NVIDIAが提供するクラウドベースのゲームストリーミングサービス。高性能なゲーミングPCを持たずとも、月額料金を支払うことで、スマートフォンなどでもゲーミングPCと同等のゲームをストリーミングで楽しめる。

月額料金は、無料の「Free」プランが連続プレイ可能時間1時間。月額1,790円の「Performance」プランが連続プレイ可能時間6時間、月額3,580円の「Ultimate」プランが連続プレイ可能時間8時間など。プラン毎に解像度やフレームレートなどにも違いがある。

GeForce NOWは、2020年6月からNVIDIAと提携したソフトバンクが「GeForce NOW Powered by SoftBank」として日本でのサービスを展開。その後、KDDIも2020年9月から「GeForce NOW Powered by au」の提供を開始したが、ソフトバンクは2024年3月にサービスを終了。2024年4月からは、NVIDIAが直接、日本でサービスを提供している。