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年末の大掃除、コンセント周りのほこりや劣化に注意 5つのポイント

製品評価技術基盤機構(NITE)は、年末の大掃除を利用し、配線器具の重要な点検と掃除を呼びかけている。

NITEは、棚のうしろなど目に見えない場所に配線器具が設置されていることが多く、こうした配線器具の手入れ不足が原因で事故が発生していると注意を呼びかけた。

NITEに通知があった製品事故情報によると、'19年度~'23年度の5年間で配線器具に関する事故が153件発生しており、そのうち約4割が使い方や設置状況に問題があったという。こうした事故を防ぐためには、年末の大掃除の際に配線器具の掃除とともに、使用状況の再確認が求められる。

配線器具の事故を防ぐための具体的なチェックポイントは以下の通り。

  • 電源プラグや電源タップを小まめに掃除し、水分がかからないよう注意する
  • 電源コードに無理な力が加わっていないかをチェックし、引っ張ったり、椅子の脚で踏んだりしていないか確認する
  • 電源プラグの変形を確認し、異常があればすぐに交換する
  • 最大消費電力を超えて使用していないか確認し、規定を守る
  • 異常発熱がないかを確認し、発熱している場合は使用を中止する