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LINE活用の防災対策を学ぶ「スマホ教室」 ソフトバンクショップの9割で展開

ソフトバンクは、「LINE」や「Yahoo!防災速報」などを活用した防災対策が学べる「スマホ教室 防災講座」の開催店舗数を2倍以上に拡大。11月29日から約1,900店のソフトバンクショップで開催する。

2021年から全国のソフトバンクショップで開催している無料講座。「LINE」や「Yahoo!防災速報」などを活用した災害情報の入手方法や避難所の探し方、緊急時に役立つ機能などについてを教えてくれる。近年の防災意識の高まりを受け、ソフトバンクショップ全体の9割以上に当たる約1,900店で開催することになった。

開催店舗数の拡大に先立ち、10月から講座内容を充実。1月に発生した能登半島地震では、スマホを活用して災害関連情報を得る方法が分からない被災者が多く、自治体のLINE公式アカウントなどから発信される避難情報等が被災者に届いていないという課題があった。

こうしたことから、スマホを災害時に活用できるよう、スマホアプリによる避難経路の設定や安否確認の方法などを学ぶ「始めよう!災害の備え 設定編」、スマホを活用して災害時の避難行動を体験する「始めよう!災害の備え 避難訓練編」、緊急時に役立つLINEの機能を紹介する「LINE ~避難訓練編~」の三つを新たに用意した。

今後、テレビCM「スマホ教室 防災講座」篇を11月29日から放映するほか、Webや店頭などでもバナーやポスターを掲示して理解促進に向けた取り組みを展開する。