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X、URL付き投稿の表示優先度を下げる マスク氏「リプライにリンク入れろ」

X(旧Twitter)のオーナーであるイーロン・マスク氏は25日、自身のXアカウントで「リンク付きポスト」が表示される優先順位を示唆する投稿を行なった。

事の発端となったのは、プログラマーでエッセイストのポール・グレアム氏の投稿によるもの。グレアム氏は「リンク付き投稿の優先順位が下がることは、Xの最大の欠陥。(中略) Xに惹かれるのは何が起きているかを知るため。そして、それはリンクなしではできない」と投稿した。

これに対し、イーロン・マスク氏は「メインの投稿でエッセイを書き、リンクをリプライに載せればよい。これで怠惰なリンク貼りがなくなる」と返信。リンクをリプライに載せることで、リンク付きツイートの優先表示問題を回避できるとした。

グレアム氏は返信に対して「新しいエッセイを書いて、そのリンクを投稿に貼るのが“怠惰なリンク貼り”なら、新しいエッセイを書いたと投稿してリンクをリプライに載せるのはどうして良いことになるのか?」と疑問を呈した。

これらの一連のやりとりは、Xのアルゴリズムによるコンテンツ優先順位付けについて、X上で議論が巻き起こっており、外部リンクを含む投稿の優先順位が下げられることで、ユーザーが必要な情報へアクセスしづらくなるという懸念も示されている。