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テプラPRO、「うすいしんとうます」を一発変換できる新モデル

西村夢音

2024年11月26日 12:34

キングジムは、ラベルライター「テプラ」PROシリーズで初めて、本体外装の約30%に再生材料を使用し、ユニバーサルデザインフォントを搭載した「テプラ PRO SR-R560」を1月17日に発売する。価格は24,000円(税別)。

シリーズ初の再生プラスチックを約30%使用したテプラ。本体の液晶部分にはバックライトを搭載し、文字がくっきり見やすくなっている。

ソフトウェアでは、より多くの人にやさしいモリサワのユニバーサルデザインフォントを搭載。視認性・可読性に優れたラベルを作成でき、幅広い人が目にする案内表示などにおすすめとしている。

バックライトを搭載

モリサワのユニバーサルデザインフォント

また、「テプラ」利用者に業種についてのアンケート調査を実施したところ、「建築土木」「医療」業界が上位であったという結果から、該当業界向けの文字変換辞書を新たに搭載した。

建築土木向けには「うすいしんとうます(雨水浸透桝)」「えすこじぎょう(ESCO事業)」、医療向けには「かいりせいだいどうみゃくりゅう(解離性大動脈瘤)」「がんませんすぺくとる(γ線スペクトル)」など、専門用語を一度の変換でスムーズに入力でき、ラベル作成の作業を効率化できる。

「建築土木」「医療」業界向けの文字変換辞書を新たに搭載

パソコンに接続しての使用も可能。ラベルのレイアウトや文字編集が自由にできるほか、バーコード印刷やExcel・CSV形式のデータの「流し込み印刷」なども行なえる。

「テプラ」PRO用 Windows向けラベルソフト「TEPRA Label Editor SPC10」は、直感的で手軽にラベル編集ができるというイメージの促進をねらい、「テプラクリエイター」(SPC10)へ名称を変更する。使い慣れたパソコンからラベルを編集できるほか、用途別に用意されているラベルデザインを使用して簡単にデザイン性の高いラベルを作成可能。