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セイコー、深澤直人監修のデジタル時計 Bluetooth補正付き

セイコータイムクリエーションは、深澤直人氏が監修する「セイコースタンダード」シリーズのデジタル時計2機種4モデルを12月6日に発売する。価格は、アラーム搭載で幅約18cmの「SQ820」が13,200円、幅24cmの「SQ821」が19,800円。どちらもスマートフォンアプリとBluetoothで連携し時刻補正を行なえる機能を搭載する。

日本を代表するプロダクトデザイナーである深澤直人氏が監修する「セイコースタンダード」シリーズが始動。オフィスから家庭まで、さまざまな場所で「日常に溶け込むデザイン」を実現しながら、時計としての見やすさも追求した。サイズが2種類、カラーはブラックとホワイトの2色で合計4モデルがラインナップされる。

本製品では、優れた可読性を生み出すためフォントのデザインから始め、最後に枠をデザインするという逆転したデザイン順序を採用。あえて秒表示のない、時・分だけの時刻表示にするなど、時計としての合理性や、ユーザーにとっての利便性を追求した「デジタル時計のスタンダード」と謳う。

深澤氏は製品発表にあたり、「ふつうの時計がない。みんなで使えるふつうを生み出した。セイコースタンダードは、これからあらゆる場所のスタンダードとして人の目にとまる場所に配置されることになるだろう」とコメントを寄せている。

製品の液晶には高コントラストタイプを採用し、はっきりと見やすいのが特徴。どちらのサイズのモデルにも置用スタンドが付属し、掛けても置いても使用できる。

「SQ820W」の置用スタンド装着イメージ
「SQ821K」の置用スタンド装着イメージ

また、通信機能としてBluetoothに対応。スマートフォン用アプリ「ClockSyncApp」を利用し、スマートフォンとの時刻同期が可能になっている。

共通機能として、液晶は「時刻」「カレンダー」「時刻・カレンダー自動切替」に表示を切り替えられる。時刻は12時間制/24時間制に対応。2099年までのフルオートカレンダー、電池切れ予告機能を搭載する。

本体外装はプラスチック、前面はガラス。ムーブメントはクオーツ式で、精度は平均月差±30秒。

「SQ820」はアラーム搭載モデルで、電子音アラーム、アラームオートストップ、アラームモニターの各機能を搭載する。

「SQ820W」の裏面
「SQ821W」の裏面

「SQ820」の本体サイズは82×179×33mm(高さ×幅×奥行き)、置用スタンド使用時は85×179×42mm。重量は約250g。使用電池は単3形アルカリ乾電池2本で、電池寿命は約2年。

「SQ821」の本体サイズは110×240×41mm、置用スタンド使用時は113×240×48mm。重量は約440g。使用電池は単3形アルカリ乾電池4本で、電池寿命は約2年。

上段左から「SQ820K」「SQ820W」、13,200円。下段左から「SQ821K」「SQ821W」、19,800円