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「みずほ楽天カード」開始 楽天ポイントが貯まる新クレカ

みずほ銀行と楽天カードは、提携カード「みずほ楽天カード」を12月3日から発行開始する。

11月13日に楽天グループと楽天カード、みずほフィナンシャルグループが資本業務提携し、みずほFGによる楽天カード株式15%取得が発表された。その連携の第1弾となるのが「みずほ楽天カード」で、引き落とし口座にみずほ銀行を指定し、利用に応じて楽天ポイントが貯まるだけでなく、銀行取引の優遇も受けられるようになる。

両社提携によるクレジットカードで、キャッシュカードの機能はついていない。

会員特典は、みずほ楽天カードの利用で1%の楽天ポイント付与、楽天市場の場合は3%を付与するなど、楽天カードと同等の特典を提供する。「みずほマイレージクラブ」の「うれしい特典」の対象ともなり、みずほ楽天カードの利用で、ATM手数料や振込手数料が無料になる。ATM手数料はみずほ銀行・イオン銀行で月2回まで無料、年間100万円以上利用する場合はATM利用手数料が月3回まで無料となる。

年会費は無料で、国際ブランドはVisa。入会資格は国内に在住の18歳以上で、すでに楽天カードを1枚持っている場合も、2枚目のカードとして申し込み可能。Visaのタッチ決済と楽天Edyに対応。海外旅行障害保険の利用付帯は最高2,000万円。

また、来春に予定しているみずほ銀行の「みずほマイレージクラブ」のリニューアルでは、新たに提供予定のポイントサービスでの連携も予定している。

発行開始を記念したキャンペーンも実施。新規入会とみずほ銀行口座設定で最高13,000ポイント付与などを行なう。キャンペーンの詳細はカード申込開始日の12月3日に発表する。

楽天グループ 三木谷 浩史会長(左)とみずほフィナンシャルグループ 木原 正裕社長

提携の狙いなど、両グループ経営陣による説明については、別記事で紹介している。