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京急、次世代授乳室など駅構内の子育て支援施設を拡充

京浜急行電鉄(京急)は、駅構内に子育て応援施設の設置を、11月23日から順次開始する。次世代型鍵付き個室授乳室.ベビーカーシェアリングポート、子育て応援自動販売機などを設置する。

GREATEST DAY、Babydoor、ハウス食品グループのパッチワークキルトとの共同で行なう取り組み。子育てしやすい沿線づくりに取り組む京急電鉄が、授乳やおむつ替え等の施設がない、ベビーカーでの鉄道利用が負担、子連れの買い物が大変という沿線住民のニーズに応える。

鍵付き個室授乳室とベビーカーシェアリングポートは、京急線内4駅(青物横丁駅、京急蒲田駅、京急川崎駅、金沢八景駅)に設置。

授乳室はGREATEST DAYとの取り組みで、ベビーカーのまま入室可能。利用可能時間は8~19時。事前に会員登録が必要で、専用アプリをダウンロードして、アプリから授乳室のドアを解錠する。

サービス開始日は、京急蒲田駅が12月1日。青物横丁駅と京急川崎駅が12月16日。金沢八景駅が2月1日。

投げ込み防止ネットやスマートロックなどを備える

ベビーカーシェアリングポートはBabydoorとの取り組みで、貸出・返却は4駅どこのポートでも可能。ポートの営業時間は5時~23時59分で、時間をまたいだ利用も可能。貸出・返却は専用アプリから行なう。

サービス開始日は、京急蒲田駅と金沢八景駅が12月1日。青物横丁駅と京急川崎駅が12月16日。料金は1時間220円、3時間550円、6時間880円。自動延長は1時間220円。

ベビーカーシェアリングポート
貸出・返却は4駅どこのポートでも可能

さらに京急蒲田駅には、子育て応援自動販売機を設置。営業開始日は11月23日。

保育園で働く管理栄養士が監修したパウチ入り惣菜「タスミィ」を販売し、1袋(約240g)に大人1人前と子供1人前の分量が入っている。パウチのまま電子レンジで1分強温めれば完成し,手軽に家族一緒の温かい夕食の時間を過ごせるとする。

同自販機は鍵付き個室授乳室とベビーカーシェアリングポートと同じスペースに設置し、設置部分前面部に「子育て応援スペース」の装飾を行なう。

パウチ入り惣菜「タスミィ」メニュー例。煮込みハンバーグ
クリームシチュー
「子育て応援スペース」装飾
設置場所

また、パウチ入り惣菜「タスミィ」は横浜市内の京急キッズランド保育園6園に、2025年から順次導入予定。無人販売什器を使った園内販売形式を予定している。

導入園は、新高島、黄金町、井土ヶ谷駅、上大岡、上永谷、金沢文庫の京急キッズランド保育園。

京急キッズランド保育園各園に「タスミィ」無人販売什器

京急沿線子育て情報ウェブサイト「POKAPOKA(ぽかぽか) けいきゅう」も11月20日に解説される。

京急沿線子育て情報ウェブサイト「POKAPOKA けいきゅう)