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PayPay、1回の決済上限額を100万円に引き上げ

PayPayは11月より、1回および24時間以内の決済上限額を50万円から100万円に引き上げた。本人確認(eKYC)済みユーザーが対象。

PayPayマネー、PayPayマネー(給与)、PayPayマネーライト、PayPayポイントを利用する「PayPay残高」での決済金額の上限を100万円に引き上げ。「送る・受け取る」を使って送金する際の金額の上限(過去30日間)についても、50万円から100万円に引き上げた。

また、今回の変更により、「PayPayクレジット」で設定されている「PayPayカード」の利用可能枠が上限額となり、クレジットカードと同様に1回100万円を超える決済も可能となる。PayPayクレジットの決済金額の上限はユーザーごとの与信状況によって異なる。

決済上限額と送金上限額

PayPayはこれまで、日常的な決済シーンを中心に利用が浸透してきたが、昨今では百貨店や旅行サイトなど、高額での決済が増加。給与をPayPayアカウントで受け取れる「PayPay給与受取」も開始し、PayPay残高のユースケースが拡大することで、高額決済の需要が一層高まると想定している。決済上限額を引き上げたことにより、家具や家電、航空券などさらなる高額決済需要への対応を可能とする。

また11月からは、オンライン旅行サイト「Trip.com」にPayPayが対応。今後も高額決済シーンへの導入を促進していく。11月下旬にはPayPay資産運用においても、PayPayマネーを利用した購入が1回および24時間以内に100万円まで可能となる。