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東急、乗車・定期券購入で貯まる「TOQ COIN」
2024年11月7日 17:02
東急電鉄は、東急線の乗車や定期券の購入などでコインが貯まる「TOQ COIN(トークコイン)」を11月12日に開始する。「電車とバスで貯まるTOKYU POINT」(TOKYU POINT)とは別のサービスで、TOQ COINでは東急線ワンデーパスなど東急線に関する商品と交換できる。
TOQ COINの付与条件は、PASMOやSuica(モバイルPASMO、モバイルSuica含む)での東急線の乗車(定期券利用を除く)、タッチ決済対応のクレジットカードである東急カードでの東急線の後払い乗車、東急線PASMO定期券の購入、東急カードでの「Q SKIP」商品や「Q SEAT」の座席指定券の購入。TOKYU POINTサービスに加え、購入金額に対して最大3%のコインが東急線アプリ内に貯まる。
還元率は、乗車と定期券購入が3%、Q SKIP商品の購入が100円(税込)につき1コイン、Q SEATの座席指定券の購入が500円(税込)につき10コイン。キャンペーンなどでTOKYU POINTとTOQ COINを合算した還元率が20%を超える場合は、TOQ COINは付与されない。コインの有効期限は付与された翌年同月末。
貯まったコインは、2025年2月以降、Q SKIPの東急線ワンデーパス(東急線全線が1日乗り降り自由の乗車券)との交換が可能となる。交換に必要なコイン数は740コイン。Q SEATの座席指定券と500コインで交換できるようにもなる予定だが、交換開始時期は未定。
利用には、TOKYU POINTサービスへのPASMOもしくはSuicaのID番号の登録と、「TOKYU ID」の会員登録・東急線アプリとの連携などが必要。
サービス開始を記念して、'24年11月12日から'25年1月31日までに会員登録した先着5万名に、1,000コインをプレゼントする。コイン付与は'25年2月中予定。
東急電鉄は、グループ会社の複数のサービスをIDで連携するデジタル共通基盤「TOKYU ID」を導入し、様々な価値の提供を目指している。TOKYU IDを導入している東急線アプリをプラットフォームとしたサービスを開始することで、まずは鉄道を基軸としたID連携を進め、移動体験価値の提供に取り組む。