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電動キックボード「Lime」、沖縄県那覇市に導入

電動キックボードのシェアリングサービス「Lime(ライム)」は、11月7日に沖縄県那覇市でサービスの提供を開始する。配備されるのは立ち乗り用の「電動キックボード」と座り乗り用の「電動シートボード」の計180台。40カ所にポートを設置する。

立ち乗り用の「電動キックボード」
座り乗り用の「電動シートボード」

座り乗り用の電動シートボードがシェアリングサービスとして提供されるのは県内初。「電動シートボード」は安定性が高く初心者にも扱いやすいため、長時間の観光地周遊にも適しているとする。また、収納スペースも備えており、土産物や買い物袋を保管できる。電動キックボードと合わせて、市内の観光スポットを効率的に巡ることが可能となり、地域経済の活性化にもつながるとしている。

利用料金は基本料金100円+30円/分。ヘルメット着用を「ヘルメットセルフィ」機能で確認できた場合、通常料金から10%割引となる。また、30分パス(490円)や60分パス(890円)、160分パス(1,980円)などのLimePassも提供する。

利用方法は、Limeアプリから車両を予約して乗車。Limeのポートであればどこでも返却可能となる。乗車前にはアプリ上で安全教育を受講し、事前テストに全問正解する必要がある。万が一の事故に備え、自賠責保険と対物・対人賠償事故を補償する自動車保険も導入している。

サービス開始に伴い、11月7日11時から14時まで、那覇市内の琉球新報社本社1階広場「あじま~る」で安全講習会を開催。交通ルールや走行方法のレクチャー、試乗体験が行なわれ、参加者にはLimeのアプリで使用できる30分無料クーポンが配布される。