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Claude 3.5 Sonnet、PDFの画像や表も理解する「Visual PDFs」
2024年11月5日 08:00
Anthropicは1日、AIモデル/サービス「Claude(クロード)」の最新モデル「Claude 3.5 Sonnet」の新機能として、PDF内の画像や表などの内容の分析も可能な新機能「Visual PDFs」を開始した。
PDFのテキスト部分だけでなく、画像やチャートなどの情報も認識し、活用する機能で、「早期リリース(Feature Preview)」でVisual PDFsをONにすることで利用可能になる。
Claude can now view images within a PDF, in addition to text.
— Anthropic (@AnthropicAI)November 1, 2024
This helps Claude 3.5 Sonnet more accurately understand complex documents, such as those laden with charts or graphics.
Enable the feature preview:https://t.co/bJ8BjBT6zG.pic.twitter.com/VNSf547ptT
例えば、業務の流れについて図版を中心に説明するマイナポータルを活用した「本人同意の取得支援サービス」のPDFを入力すると、フローと関係者について以下のような整理が行なわれた。
この資料はマイナポータルを活用した「基本4情報提供サービス」の「本人同意取得支援サービス」について説明する図です。主なフローと関係者は以下の通りです:
関係者:
1. 民間企業(SP事業者)- 携帯会社、銀行、証券、損保、生保等
2. 顧客
3. プラットフォーム事業者(PF事業者)
4. J-LIS(認証局)
サービスの流れ:
1. SP事業者からハガキ、メール等の送付
2. 顧客がQRコードやリンクからアクセスして同意
- マイナポータルサイトで新住所等の提供に同意
- マイナンバーカードで電子署名を実施
- 同意日付、お客様識別番号、提供先企業名等の情報を含む
3. 以下の情報がAPIを通じて連携:
- 同意情報
- 電子証明書情報
- お客様識別番号
4. プラットフォーム事業者を通じて:
- 同意情報
- 電子証明書情報(基本4情報)
- PPID等の情報が処理
5. J-LISとの連携により:
- 失効情報
- 最新の住所等の情報を取得
6. 最終的に顧客情報の受合完了
この仕組みは、既存の基本4情報提供サービスと、マイナポータルAPIを活用した新しい基本4情報同意提供サービスを組み合わせたものとなっています。