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津田沼駅南口「モリシア」再開発 52階建施設に劇場・商業・住宅

津田沼駅南口('24年4月撮影)

習志野市は、津田沼駅南口の商業施設「モリシア津田沼」があるエリアの再開発事業について、都市計画を決定した。劇場、商業、住宅、業務等からなる地下2階・地上52階の複合施設を計画している。

モリシア津田沼や同施設内にある習志野文化ホールは建設後約45年が経過し、老朽化や陳腐化が進んでおり、駅前広場においてもバス乗降場の不足や一般車乗降場の未整備などが課題となっていた。

こういった背景を踏まえ、時代のニーズに対応した拠点的な商業施設や“音楽のまち習志野”のシンボルとなる習志野文化ホールの再建設により、広域拠点にふさわしい文化とにぎわいの拠点形成や防災機能の向上を図る。また、駅前広場の再整備や企業バス乗降場の設置による、交通結節点としての機能の拡充を図る。

事業名称は「津田沼駅南口地区第一種市街地再開発事業」で、区域は習志野市谷津1丁目、谷津7丁目、津田沼1丁目、津田沼2丁目、奏の杜1丁目の各一部、面積は約3.4ha。

複合施設の規模は、敷地面積約20,600m2、建築面積約18,300m2、延床面積約220,000m2、高さ187m(最高高さ約198.5m)。

イメージスケッチ

津田沼駅周辺では、北口の津田沼パルコが'23年2月に営業終了し、駅側のA館はすでに解体された。B館は商業施設「津田沼ビート(Viit)」として営業している。

津田沼パルコ('22年12月撮影)
A館は解体され、B館は津田沼ビートとして営業している('24年4月撮影)