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聖徳太子1万円など「旧券・旧貨」「記念貨幣」手数料新設 三菱UFJ銀

聖徳太子が肖像された10,000円券(出典:日本銀行)

三菱UFJ銀行は、「旧券・旧貨」と「記念貨幣」の取扱いについて、事務負担等を考慮して2025年4月28日より取扱手数料を新設する。手数料は、100枚まで770円、以降100枚ごとに770円加算される。

対象となるのは、「旧券・旧貨」と「記念貨幣」。旧券・旧貨は、日本銀行ウェブサイトの「現在発行されていないが有効な銀行券・貨幣」を指し、聖徳太子が肖像された10,000円券(1986年1月4日発行停止)などが対象となる。

旧券には該当するが、今回の取扱手数料の対象外となるのは福沢諭吉肖像の10,000円券や、樋口一葉・新渡戸稲造肖像の5,000円券、守礼門図柄の2,000円券、野口英世・夏目漱石肖像の1,000円券など。

記念貨幣は、財務省ウェブサイトの「記念貨幣一覧」に記載の貨幣を指す。天皇陛下御在位60年100,000円金貨幣や2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会記念100円クラッド貨幣などが対象。

紙幣・貨幣の計数後に入金などを取りやめる場合や金額を変更する場合も手数料は掛かる。支払う手数料は、入金する紙幣や貨幣とは別に用意する必要がある。