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iOS 18.1公開 「電話の通話録音」やカメラ強化
2024年10月29日 00:42
アップルは29日、最新のiOSとなる「iOS 18.1」を提供開始した。電話の通話録音により、リアルタイムで電話やFaceTimeオーディオ通話の録音が可能となるほか、iPhone 16で追加された「カメラコントロール」の強化、空間写真の撮影機能の追加などが行なわれる。
なお。米国では独自AI機能の「Apple Intelligence」にiOS 18.1で対応するが、日本ではiOS 18.1のタイミングでは未対応で、2025年以降に対応予定。
・通話録音により、通話が録音中であるということがアナウンスされ、リアルタイムで電話またはFaceTimeオーディオ通話を録音できる
・カメラコントロールで素早く前面のTrue Depthカメラに切り替えることができる(iPhone 16、iPhone 16 Plus、iPhone 16 Pro、iPhone 16 Pro Max)
・新しい“空間”カメラモードで、空間写真を空間ビデオの撮影と共に撮影できる(iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Max)
・ヒアリングチェックを使用すると、科学的に検証されたヒアリングチェックの結果が自宅にいながら得ることができます(18歳以上のユーザが対象)
・ヒアリング補助機能では、周囲の音とミュージック、ムービー、および通話に自動的に適用される、パーソナライズされた臨床レベルの補助が提供される(18歳以上の軽度から中等度難聴のユーザが対象)
これらの機能には、ファームウェアバージョン7B19以降が適用されたAirPods Pro
2が必要
・コントロールセンターに、コネクティビティコントロールを個別に追加したり、構成をリセットしたりするための新しいオプションを追加
・RCSビジネスメッセージで、RCSで店舗や企業とチャットできる(通信事業者が対応している必要がある)
・ポッドキャストで未再生のエピソードが再生済みとしてマークされる問題を修正
・デバイスが発熱しているときに4K/60で収録されたビデオについて、“写真”でのビデオ再生のスクラブ中に動きがぎこちなくなることがある問題を修正
・バックアップから復元したり別のiPhoneから直接転送したりしたあとに、車のデジタルキーでパッシブエントリーを使用して車を解錠したりエンジンを始動したりできないことがある問題を修正
・iPhone 16またはiPhone 16 Proのモデルで予期せず再起動されることがある問題を修正
また。iPadOS 18.1も公開。AirPods Pro 2のヒアリングチェックなどに対応している。
・ヒアリングチェックを使用すると、科学的に検証されたヒアリングチェックの結果が自宅にいながら得ることができる(18歳以上のユーザが対象)
・ヒアリング補助機能では、周囲の音とミュージック、ムービー、および通話に自動的に適用される、パーソナライズされた臨床レベルの補助が提供される(18歳以上の軽度から中等度難聴のユーザが対象)
これらの機能には、ファームウェアバージョン7B19以降が適用されたAirPods Pro 2が必要
コントロールセンターに、コネクティビティコントロールを個別に追加したり、構成をリセットしたりするための新しいオプションを追加
Apple Intelligenceは、iOS 18.1、iPadOS 18.1、macOS Sequoia 15.1で対応開始し、デバイスとSiriの言語を英語(米国)に設定した場合、世界中の多くの地域でアクセス可能となる。作文ツールや自然な会話ができるSiri、不要な対象物や人物を削除できる最新の写真アプリなどに対応する。
対応言語は、12月に、オーストラリア、カナダ、アイルランド、ニュージーランド、南アフリカ、英国で英語のローカライズを予定。4月には、ソフトウェアアップデートにより対応言語を拡張予定で、1年間でさらに多くの言語に対応。日本語、中国語、英語(インド)、英語(シンガポール)、フランス語、ドイツ語、イタリア語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語、ベトナム語などの言語に対応予定としている。