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「Notionメール」発表 Gmailと同期する新たなメールアプリ

コラボレーションソフトウェアの「Notion」は24日(米国時間)、スタンドアローン型メールアプリ「Notionメール」(プレビュー版)を発表した。現在ウェイトリストへの登録を開始しており、登録者に順次案内する。

Notionメールは、Gmailと同期するメールアプリとなっており、ユーザーの業務やワークフローに最適化。ユースケースやワークフローに合わせて、メールのビュー、レイアウト、アクションを自由に作成できる。また、Notion AIを活用して、設定したプロンプトに基づいてメールの自動整理、下書き作成、アーカイブなどが可能となる。

スケジューリングやフォローアップなどやり取りをNotion AIに任せることも可能。Notionカレンダーとの連携により、他のユーザーの空き時間を確認しながら直接スケジュール調整するなど、Notionの多くの機能と連携しながら使える点が特徴と言える。

正式ローンチは、2025年初頭にを予定。AndoridやiPhoneなどのモバイルデバイスにも対応予定。

テンプレート販売のマーケットプレイス

また、Notionテンプレートを検索・共有できる「Notionマーケットプレイス」を発表。レビューや決済・返金、テンプレート保護の機能のほか、テンプレートクリエイター向けのアナリティクス機能を備え、ユーザーが作成したNotionテンプレートの販売購入に対応する。

マーケットプレイスはNotionアプリのサイドバーからも直接アクセスできる。

フォームや数式などの新機能

24日からは、Notion内でアンケートフォームの作成から回答の分析、グラフ化までが可能な「フォーム」機能と、カスタマイズ可能な「レイアウト」機能もリリース。また、3つの新たなオートメーション機能(メール通知、カスタム数式による詳細なアクション、カスタムWebリクエスト)も発表している。オートメーション機能はNotionの有料プランで利用可能。

フォーム
レイアウト
数式を使ってアクションを自動化