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Airペイ、クレカ手数料を2.48%に引き下げ 12月から

リクルートは、店舗向けの決済サービス「Air ペイ」において、中⼩事業者を対象にクレジットカードの決済⼿数料を2.48%に引き下げる。引き下げは12月2日から。

現在、クレジットカードの決済手数料は3.24%だが、中小事業者を対象に2.48%に引き下げ。対象となるカードブランドはVisa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discover。

この手数料の適用は、プログラムエントリー制で条件も用意される。詳細は、エントリー開始時期にWebサイト等で告知予定。また、プログラムは期間限定となる可能性があるとしている。

キャッシュレス化の伸長とともに、クレジットカードの手数料が、特に中小事業者を中心に負担になっているとも指摘され、キャッシュレス化に踏み切れない事業者も存在する。リクルートでは、手数料の引き下げにより、キャッシュレス化を促進するとともに、事業者の店づくり支援につなげていく。

Airペイは、カード・電⼦マネー・QR・ポイントなどに対応した店舗向けの決済サービス。iPadやiPhoneがあれば、全74種の決済⼿段に対応できる。6月末時点での加盟店舗数は49.1万。

なお、店舗向けの決済サービスにおいては、各社が中小事業者向けのカード決済手数料を引き下げている。「Square」はVisaとMastercardを11月から2.5%(従来は3.24%)に引き下げ、三井住友カードの「stera tap」もキャンペーンで1.98%(通常は2.7%)としており、12月からはstera tap/packの手数料を1.98%とする。「STORES 決済」も12月から「中小支援プラン(月額3,300円)」において、VisaとMastercardを1.98%、JCB、American Express、Diners Club、Discoverは2.38%とする。