ニュース

ソフトバンク、株主優待1000円をPayPayポイント→マネーライトに変更

ソフトバンクは23日、普通株式の株主優待制度の内容変更を発表し、株主優待として予定していた1,000円相当の「PayPayポイント」付与を、「PayPayマネーライト」に改める。

'25年10月1日から導入した新たな株主優待制度では、1,000円相当のPayPayポイントを付与するとしていたが、PayPayマネーライトに変更。店舗やオンラインでの支払いに使えるという点では、PayPayポイントもPayPayマネーライトも同じだが、PayPayマネーライトでは、PayPayユーザー間で手数料無料で譲渡・譲り受け(送る・受け取る)可能となるため、PayPayポイントよりも利便性が図られることとなる。

なお、PayPayマネーライトで、友人などに送れるようになるが、出金(払い出し)はできない(出金対応は「PayPayマネー」)。

PayPayポイントからPayPayマネーライトに変更されるものの、金額は1,000円分で変更なし。初回は、2025年3月31日から2026年3月31日まで保有している株主が対象で、100株以上であれば、株数を問わずに1,000円のPayPayマネーライトが付与される。

ソフトバンクでは、あわせて10月1日付けで10分割の株式分割を実施した。ポイント付与や株式分割により、若年層でもソフトバンク株を買いやすくし、グループの事業への理解を深めてもらうとともに、長期保有につなげていく狙い。

株主優待の狙い