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Luup、30億円の資金調達 電動モビリティの購入資金

Luupは22日、デットファイナンスにより30億円の資金調達を行なったと発表した。この調達によりLuupの累計調達額は約166億円となり、調達した資金は主に電動マイクロモビリティの購入資金として利用する。

また、マイクロモビリティ業界では初となるグリーンローンによる調達を行なった。グリーンローンとは、企業等が環境問題の解決に貢献する事業(グリーンプロジェクト)に要する資金を調達する際に用いられる融資であり、調達資金の使途がグリーンプロジェクトに限定され、調達資金が確実に追跡管理され、それらについて融資後のレポーティングを通じ透明性が確保されたものに限定される。今回の資金調達のうち15億円がグリーンローンとなる。

調達資金は、「クリーンな輸送手段」に分類される電動マイクロモビリティの購入資金に活用し、移動によるCO2排出量の削減にも貢献するという。なお、LUUPのポート数は1万カ所を突破、国内のシェアマイクロモビリティ業界において最多となっている。

資金調達の内訳は三井住友銀行をアレンジャーとする「グリーンローン」によるシンジケートローンが15億円、みずほ銀行からの融資が10億円、あおぞら銀行からの融資が5億円。

シンジケートローン参加金融機関は以下の通り。

  • 三井住友銀行
  • 商工組合中央金庫
  • りそな銀行
  • 紀陽銀行
  • 京都銀行
  • 七十七銀行
  • 常陽銀行
  • リコーリース